ドラフトォ…

ドラフト会議が無事に終了し、来年からホークスの選手となる(まあ入団拒否も絶対無いとは言えないけど)面々が確定した。

最初の入札1位は報徳の小園に行ったが、抽選でカープに競り負け。前日にオリックスとホークスは小園入札を公言したが、カープが降りなかった。ただ根尾の大競合を嫌って突っ込んできた横浜だけは意味不明。結局根尾も小園も抽選数は変わらなかった。まあ阪神楽天あたりの藤原入札を読み切れなかったのかな?

次の入札で立命館の辰巳に行き、無事抽選負けした。外野手不足で切羽詰まってる阪神楽天・巨人はともかく、外野手には特に困っていないホークスが何故辰巳に入札したのかは不明である。

で、外れ外れ1位は東洋大の甲斐野に。スペックは凄い。186センチの長身から150キロを優に超えるストレートと縦に落ちる変化球。ホークスの首脳陣が好きそうなタイプではある。ただノーコン。このノーコンをどこまで改善出来るか。タイプ的に近いのは広島の永川かな?

2位で三菱重工広島の杉山。この選手は社会人野球が好きな知り合いから「素質はガチで野茂クラス」と聞いているのでとても期待している。野茂とまで贅沢は言わんから千賀のような豪腕になってほしい。

3位は早実の野村。高校野球好きな人なら知っているかもしれない。あの清宮とクリーンアップを組んでいた右の長距離砲だ。高校通算68本塁打を放っている。身長172センチと大きくない点はネックだが、171センチの今宮も二桁本塁打は打てているし、村田修一中村剛也など175センチ程度のホームラン王もいるのであまり気にならない。松田の後釜を狙ってほしい。

4位はJR東日本の板東。私はこの板東投手は鳴門高の頃から注目していたので、贔屓が指名してくれてとても嬉しい。JR東日本系列、ドラフト中位、大柄ではない体格、そして端正な顔立ちと攝津を髣髴とさせる選手だ。初期の攝津のようにリリーフで行くのか、後期の攝津のように先発でいくのかは不明だが、一軍でフル回転してほしい。

5位は石見智翠館(高校野球ファンには旧校名の江の川高校の方が浸透してるかもしれない)から水谷。アフリカンの血を引いており、192センチのガタイと凄い身体能力が武器の外野手だ。今のところ完全に素材型の選手だが、この手のロマン枠は当たれば超デカいので(日ハムが4位で横浜の万波を指名したのも多分同じ理由)、ファーム首脳陣の手腕が問われる。このタイプの選手の完全究極体は秋山幸二だが、そこまでは行かなくても右の上林になってくれれば…

6位は金沢、星稜大学の泉。まず星稜に大学があるの知らなかったゾ…。高校が有名で大学からもプロ、というと天理大の小山(巨人〜楽天)を思わせる。ただ小山はもうちょっと有名だったけど。187センチの長身と146キロの速球が武器ということで、まあ量産型岩崎になってセットアッパーになってくれれば最高やね。

7位は三菱日立パワーシステムズの奥村。上背はそれほどないが154キロの速球が武器の26歳。多分5位くらいで狙っていた?ホンダ熊本の荒西をオリックスに3位で掻っ攫われたので、浮いたオールドルーキー枠で取ったものと思われる。ホークスのこの枠は外れない(外れと思われた山中でさえヤクルトで覚醒したし)ので、1年目からフル回転してほしい。

とまあ、抽選2回外しの割には良いドラフトだったと思う。つうか辰巳行く必要なかったよね?実質1回外しみたいなもんだよ。

さすがに育成ドラフトまでは追えない。おわり