雑記85

ソフトバンク草野球同好会改め短期決戦の鬼工藤ちゃんズ、所沢山賊団を相手にうっかりクライマックスシリーズで4つ勝ってしまう。優勝もしてないのにうっかり日本シリーズ出場権を獲得してしまう。

西武ファンとしては言いたいこともあるだろう。何故優勝したのに日本シリーズ出られないのか?何故優勝したのに敗北者扱いなのか、と。その気持ちはわからなくもない。ホークスも3回やられてるから。

だが21世紀になってプロ野球日本シリーズ出場権を賭けたポストシーズンゲームを持ち込んだのは、他ならぬ西武だ。(ちなみにプロ野球には過去にもプレーオフはあったが、これはシーズンを前期後期に分けて開催するもので、根本的にシステムが違う)

そしてプレーオフというとんでもシステム、導入当初は今よりも更に悪質なシステムだった。首位チームは負ければ優勝すら無かったことにされる。アドバンテージは5ゲーム差付けないと無し。そしてこのインチキシステムでダイエーに引導を渡し、ソフトバンクの球界参入を招いたのが他ならぬ西武だった。

因果応報。今ライオンズの一員として戦う選手達は気の毒ではあるが、ホークスはこれを10年以上前からやられてきたのである。

何はともあれ、ホークスは広島を相手に日本シリーズを戦う。広島の投手陣に関しては、早い段階で先発を引きずりおろせるかどうか。リリーフは中崎がやや不安定だがフランスアは多分打てない。先発は大瀬良はタイプ的にそれほど苦にしないと思うが、交流戦でやられてる九里やノラリクラリと投げる岡田、技巧派左腕ジョンソン対策が鍵になるだろう。

対広島打線はとにかく四球を出さないこと。最強と謳われた西武山賊打線も、四球を出さず純粋な打ち合いに持ち込めば対処できた。広島打線も負けず劣らず強力だが、キチンとストライクで勝負していきたいところだ。

インチキでも下剋上でもいい、ここまで来たらホークスに日本一になってほしい。

おわり