2016-01-01から1年間の記事一覧

雑記30

『描く!マンガ展』という展示会に行ってきました。行ったのは先週ですハイ。コレ見に行く前日に日記書いちゃって言うタイミング逸してしまったので今更書いてますハイ。武蔵小杉から徒歩20分くらいの博物館でやってました。手塚治虫とかさいとうたかを、赤…

第23話

龍ヶ守町から戻ってきてから数日間、私はまともに仕事ができる状態ではなかった。大規模な魔法を最大出力で撃った反動は思っていたよりも大きく、仕方なく私は職場のデスクに座ってじっとしている日々を送っていた。葵ちゃんが私の膝の上に乗ってきて、甘え…

雑記29

防災訓練すっげえキツかったゾ。防災訓練って何だよ…(哲学)疲れ過ぎて体調悪くなりました。前日までの合同研修とやらで普段行かない都心に行って疲労困憊の状況で参加したのがまた一段と疲労の蓄積に拍車をかけましたね。こうなったら田育健雌の口噛み酒を…

第22話

龍ヶ守町は思いのほか遠かった。岐阜県内には岡田先輩の高山支署の他に大垣支署があり、名古屋の東海方面本部・豊川支署・四日市支署・賢島支署・熱海支署・駿府支署および浜松支署とともに東海方面部を構成している。高山支署は東海方面部では一番西北端に…

粟とか稗しか食ったことないん田礼次郎

ついに今までに雑記を何本書いてきたか忘れました(池沼)。ログを見るのもめんどくさい…。仕事で疲れてまして、最近はもうゲームにログインするのもめんどくさいですね。「よし!ログインするぞ!ログインするぞ!」という強い気持ちでログインしています。…

第21話

今年度の変わり目に本庁へ異動した神楽坂だが、自宅が新宿区内にあるため新宿支署へはちょくちょく顔を出していた。去年までの新宿支署の第1係長であり、現在は本庁勤務の統括係長となった彼は、この日も新宿支署へお茶を飲みに来て私達と他愛のない雑談をし…

第20話

「負傷した犬娘が運び込まれてきた」 科特庁の系列に属する中野区の病院から一報が入ったので、私はちょうど近くでの実調作業を終えたところだった秋山係長とホリ隊員に、その犬娘を新宿支署へ護送するよう指示をとばした。 犬娘。狐娘と同じく半人半妖の種…

雑記28

8月も終わろうかというタイミングで雨が多いですね。梅雨のタイミング間違えたんじゃなかろうかと思うほどです。ハッ…ハッ…アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ!ヒュウー、アッツ!アツウィー、アツーウィ!アツー、アツーェ!すいませへぇぇ~ん…

第19話

定時を過ぎ、多くの職員が退庁した夜の新宿支署。その宿直室では、宿直担当のメンバーがワイワイやっていた。 「みなさん、今日も如如云と質糟の討伐お疲れさまでした。相変わらず臭くて汚い連中でしたけど、ああいうのをのさばらせないのが私達の使命でもあ…

第18話

「たまには葵ちゃんにもおつかいに行ってもらいましょうかね」 私がそう言うと、葵ちゃんは物凄く緊張した表情になった。尻尾がピンと直立している。姉の茜ちゃんもかなり心配らしく、私の考えに反対であると目線で訴えてかけてきている。 「そんなに気張ら…

第17話

緊急を通告するアラームが鳴動したので、私は宿直室の布団の中で目を覚ました。時計を見ると午前3時34分であった。しかし夜明け前だからといって無視するわけにもいかないので、私はTシャツに短パンというラフな服装のまま階下の新宿支署の設備を立ち上げに…

雑記27

金魚を飼育していた水槽のポンプとフィルターが同時に壊れました。仕方ないので水槽ごと買い替えることにしました。ちょうど手狭になってきていたのと、投げ込み式フィルターの交換の手間を考慮して水槽を大きくしました。 60センチ水槽ですね。フィルター・…

第16話

夏真っ盛りのある日の深夜、中野区と杉並区にまたがる大きな公園。息を切らしながら懸命に走る一人の少女の姿があった。中学生か高校生くらいだろうか。着物姿に草履を履いているが、夏祭りシーズンなのでそれほど違和感はない。決定的に特徴的なのは三角形…

第15話

「島村さんに庁舎内の案内をしてあげて欲しい」 他の二人の新人に比べてどうにも性格の大人しい島村さんは、確かにまだ新宿支署の内部構造を把握しきれていないようであった。それを心配したスギウラさんと洲本さんから、このような依頼が私の方へ転がってき…

シン・ゴジラの感想的なやつ

あれだけ書かない書かないと言っていたが皆の感想を読んでいて我慢できなくなったので書かせていただく。こいついつも前言撤回してんな。変節者と叩いていただいて構わない、反省しているので。内容のネタバレも無意識にやってしまう可能性が高いのでまだ『…

第14話

統括係長という職層は中々に厄介である。私の場合、肩書は『署長補佐』となっており、科特庁の各支署には副署長が存在しないため実質的に署長に次ぐ、新宿支署職員の中の2番手という位置づけである。科特庁も官庁であるため、職層毎に給料と役職が割り振られ…

雑記26

久々の有給休暇は実家へ帰省する甥の送り迎えで消費されてしまいました。梅雨が明けたんだか明けてないんだかわからない、と思っていたら今日明けたらしいですね。 ポケモンGOが流行ってますね。どのくらい流行っているかというと私の職場でも先輩と上司が昼…

第13話

曇り空が広がり、猛暑が小康状態となっていたある日。いつも通り実調に向かう3名の職員の姿があった。熊谷さんと白崎さん、それに坂上の3人である。今回は庁舎からやや遠い、練馬区南部の関町での実調である。この地は道一本隔てて吉祥寺のある武蔵野市に隣…

第12話

梅雨明けはもう目前と思われたが、ここにきて雨の日が続いている。そのくせ水源地ではろくに降っていないので、今年は水不足が心配されいるようだ。新宿支署でも、節水を呼びかける水道局のポスターがちらほら貼られている。私が朝出勤し、自席の前の文書受…

第11話

熊谷さん・宮前さん・白崎さんが報告書をすっぽかし、私が報告書を作らされる事件があってから数日が経過した。中間管理職に就いてから数年、私自身報告書の作成能力には自信があったが、流石に3人分となると楽には終わらない。それでも無事に3人分の報告書…

第10話

白崎さんが熊谷さんの指導下に入って1週間ばかりが経過した。魔法の技術指導は一進一退といったところのようで、徐々に出力の安定感は増してきているが技のバリエーションはまだまだこれから、といった状況のようだ。それはともかく、師弟関係になった熊谷さ…

話を作ることとは脳みそを開示するようなもの

作り話を延々と書き続けるという行為は、オタクなら誰でも一度はやったことがあると思います。私は現在進行形でやってます。ただなんと表現したものか微妙な作品です。「SS」と呼ばれるカテゴリに含めてよいものかどうか。「創作」という呼び方は自分でそう…

第9話

人事異動が一段落し、書類の提出や要員配置が完了する頃には梅雨入りからだいぶ日が経ち、もう梅雨明けは時間の問題という時期まできていた。今年は空梅雨と言っても差し支えないレベルに降雨量が少なく、梅雨なんだか真夏なんだか区別の付かない日々が続い…

第8話

週末は社会人にとって特別なものであり、我々も例外ではない。豊之内や神楽坂、秋山と高田馬場で飲んで帰宅した私は、翌日が休日ということで爆睡していた。緊急招集がかかったのは、ちょうど布団から抜け出して新聞を読みながら朝食の準備をしていた午前9時…

雑記25

久しぶりに普通の日記でも書きます。ぶっちゃけ普通の日記なんか読んでる人いるのか甚だ疑問ですが。 1.mtg モダンのデッキを作ったのはいいんですが、試合に参加する時間も気力もなく、かと言ってmtgで遊ぶためだけにサークル時代の先輩後輩を呼ぶのもなん…

第7話

夏の暑さでワイシャツの下のTシャツとスラックスの下のパンツをびしょ濡れにしながらも、いつもどおり登庁した私はエレベーターの前で米長コマンダーに呼び止められた。 「あ、そうだ島やん。今日は新採候補者の面接するからな。まあ人手不足だからどうせ全…

第6話

梅雨も近づく6月頭。山も野原も青葉が繁る(都内なのでそんなに山も野原もないのだが)この季節は、諸々のヤバい奴らの活動も活発化する。一方我々はといえば、ただでさえ面倒な実調に熱中症のリスクがついて回るようになるので、この季節は出来ることならエ…

第5話

今回は私の勤務する科特庁という機関についての説明をさせてほしい。読者諸兄は人間に害をなす、様々な超常的な存在についてご存知かと思う。女性にわけの分からないものを孕ませる触手の化け物。人を取って食う妖怪や怪獣。人間の精神に深刻な被害をもたら…

第4話

夏が迫ってくる5月の上旬。我々の勤務する新宿支署でもクールビズが解禁され、私は首元で汗を大量生産するネクタイの呪縛から解き放たれていた。 「おはようございます」 熊谷さんから挨拶を受ける。彼女の透き通った声を聞くと暑さを忘れられるので夏場はと…

雑記24

梅雨なのに雨が少ない…雨少なくない? ・アニメ はいふりはキャラはかわいいけど話は意味不明ってそれ一番言われてるから。たくさんキャラを出すならそれに見合ったシナリオを用意してほしいですね。個人的にはクロムクロもキャラはけっこう好きなんですが話…