開幕戦総括

ソ5×-4西

開幕戦とは思えないほど締まりのない展開だったがどうにか勝ち切れた。工藤監督の采配も加治屋の見切りが遅すぎたかな?という点以外には特に不満無し。

 

牧原

攻守に存在感を見せた。昨年掴みかけて手放したレギュラーの座の再奪取に向けて良いスタートが切れた。10回のサヨナラ機では何とかバットに当てて欲しかったが…

 

今宮

打撃面では実力を発揮した。8回に追いつかれる起点となった失策はいただけないが、バットで取り返した。

 

柳田

中々好きに打たせてもらえない場面が続いたが、集中を切らさず四球を選べていた。最終回の軽打は見事。

 

デスパイネ

最初の打席で多和田の直球に力負けしていて心配されたが、あわやホームランのタイムリーにサヨナラタイムリーと役者ぶりを発揮した。

 

グラシアル

打撃面では実力を存分に見せつけたが、守備では松田、今宮との連携の乱れからポテンヒットを許す場面が何度か見られた。本職ではないレフトなので仕方ない面もあるが、ポジショニング等に課題を残した。

 

内川

攻守に良い動きを見せ、不安定だった昨年との違いを感じさせてくれた。8回の今宮の送球をキャッチしきれなかった点だけは悔やまれる。

 

松田

自身の通算1500安打を開幕戦先制ホームランで飾るなど役者の違いを見せつけた。

 

上林

体調面が心配されたが、タイムリーが一本出て本人も安堵したのではないか。守備は安定していた。

 

甲斐

打撃は結果を残せなかったが、力強い打球を飛ばせていた。リード面では山川に被弾した場面は本人が一番反省しているだろう。

 

千賀

開幕初球で161キロをマークしファンの度肝を抜いた。ただ制球がバラつき、早い降板の原因となった点は修正すべきポイントだろう。

 

モイネロ

栗山には上手く打たれたが、それ以外は危なげなく抑えた。

 

加治屋

あわや戦犯になりかけた。先頭金子を打ち取りながらエラーで出してしまったのは責められないが、源田と秋山に対する弱腰の投球はいただけない。逃げの投球が、結果的に山川の満塁弾を呼び込んだ。

 

奥村

ルーキーとは思えない度胸満点の投球で火消しに成功。攝津2世になれるか?

 

西武打線の攻撃の起点となる3人に全く仕事をさせず。クローザーとしての実力の高さを示した。

 

甲斐野

これだけ安定してストライクの取れるドラ1ルーキーは何年ぶりだろうか?開幕戦プロ初登板初勝利に相応しい実力を誇示した。

 

釜元

代走と守備固めのみの出場。

 

福田

一打サヨナラどころか押し出しでもサヨナラの場面では三振してしまったが、西武森の配球が上手だった。

 

高谷

守備のみの出場。甲斐野を上手くリードしサヨナラ勝ちを演出した。