雑記74

同期のそんし君、アッキー君と3人で三浦半島へ行ってきた。

品川から京急で横須賀中央へ。首都圏では珍しい、特急料金のかからない2ドアクロスシートの特急車両(種別は快速特急だけど)が特徴だ。ちなみに関西だと京阪、阪急に同様の特急がある。私の故郷を走る西鉄にもあったが、3ドアクロスシート車に置き換えられてしまった。

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横須賀中央駅前にはスカレー君がいた。横須賀の須賀にカレーライス、言いたいことは分かるのだがスカにカレーは…

古くから海軍基地の街として栄えた横須賀だが、現在も海上自衛隊とアメリカ海軍が駐留している。そのため日本の伝統的軍港の街並みとアメリカナイズされた街が融合し、独自の文化を生み出している。

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例えばこれ、居酒屋なんだろうが看板には「酎ハイスタンド」の文字。そんし君は「アメリカ映画に出てくる微妙に間違った日本に出てきそう」と言っていたが、確かにありそう。

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田中謙介さん勃起確定案件の三笠公園へ。手前が東郷提督、奥が戦艦三笠(cv大原さやか)。ちなみに戦後ボロボロに荒廃していた三笠の修復に手を貸してくれたのは、かつてアメリカ海軍を率いて日本海軍をボコボコにしたニミッツ提督。東郷提督を尊敬していたらしい。イイハナシダナー

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三笠艦内に生き残っていたはいふり

三笠公園の横からは猿島への渡船も出ている。猿島東京湾で唯一、人が上陸できる自然の島である。私達も行きたかったが、渡船が朝の埼京線みたいに混んでたので泣く泣く断念した。

それから横須賀市の外れに位置する久里浜へ。横須賀出身のそんし君、子供の頃行きたかったがついに行けなかったという「久里浜花の国」というテーマパークの存在を語る。早速行ってみた。

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小高い丘を一つまるごと使った大きな公園のようだ。

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公園内は徒歩で移動することも出来るが、フラワートレイン(トレインと言っても自動車なのだが)で移動することに。メルヘンチックな車両にアラサーの男が3人。どう見ても不審者。我々以外はファミリー層か、年金暮らしの老夫婦ばかりだった。

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公園内の丘陵一面がケシ…ではなくポピーの畑だった。鯉のぼりと新緑が相まって色彩が鮮やか。そんし君は「ゴルゴ13中央アジア麻薬王の回」と言っていた。山に囲まれたケシ畑を連想したのだが、どうもオタクは発想が汚くていけない。

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ネモフィラの群生も色鮮やか。ネモフィラの花と言えば茨城のひたちなか海浜公園が有名だが、久里浜は東京から京急で一本。運賃も片道千円かからないのでお手頃である。ネモフィラ入りソフトクリームを食べた。

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ちなみに園内にはバスも走っている。

帰りにはアッキー君が駐車券を紛失するハプニングが発生するも、管理センターに連絡して事無きを得た。車に乗り込み、いよいよ三浦半島の最果て、城ヶ島へ。

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城ヶ島はその名の通り島であるが、三崎との海峡は数百メートルしかないので橋が架かっている。橋は有料道路だが普通車は往復100円だった。安い…安くない?車がない場合は京急三崎口からバスでも行ける。一応三崎港から渡船もあるらしい。

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城ヶ島は文字通り三浦半島の果ての果てである。この岩場の先には相模灘が広がっている。どうやら釣りスポットとしても人気のある島らしく、釣り客向けの民宿もいくつか点在していた。京急ホテルもあり、小規模な島ながら観光地として成立しているようだ。ちなみに三崎口からのバスは行きも帰りも満員だったので、車を運転できる人は横須賀でレンタカーを借りた方がいいかもしれない。

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夕陽に立つそんし君。ヒーロー物の定番。

次は内陸に行こうかな?

おわり