雑記115

個人的に選ぶ平成のダイエーホークスソフトバンクホークスベストナイン

 

先発投手 ・・・工藤公康

これは多分ホークスファンに聞くと「斉藤和巳」が一番多い回答になると思う。次点で杉内か千賀、工藤はその次カテゴリーを和田と争うくらいだろう。でも私の個人的なチョイスは工藤だよ。何といっても投球フォームと、飄々と投げる姿が好きだった。

 

中継ぎ投手(右) ・・・攝津正

中継ぎ投手(左) ・・・篠原貴行

ホークスというチームの屋台骨を支える中継ぎ投手は、全盛期は短いがファンの記憶に残る選手も少なくない。上記の二人以外だとダイエー初優勝を支えた吉田修司渡辺正和の両左腕。怪我のために連投は効かなかったが無敵の要塞ファルケンボーグ。11年の日シリの流れを決めた森福や、現クローザーの森もいる。ただ個人的には初優勝に向けてチームのラストピースになった篠原、08年の最下位からチーム再建の象徴だった攝津を選びたい。

 

抑え投手 ・・・サファテ

これはもう選択肢がない。初優勝に貢献したペドラザ、クローザーとしては1年半しか持たなかったがドラフト7位から登りつめた三瀬、ソフトバンク初期の守護神だった馬原。いずれも好きな選手だったが、工藤監督の戦術の根幹を作ったのがサファテの存在だったと言っても過言ではなく、1ランクとびぬけた存在。

 

捕手 ・・・城島健司

説明不要。甲斐も細川も田上もキャラが立っててファンとしては好きな選手だけど城島が圧倒的すぎる。現在は長崎県在住の魚釣りおじさんと化している。

 

一塁手 ・・・小久保裕紀

全盛期は三塁手だったけど松田がいるので。

 

二塁手 ・・・本多雄一

打撃でみれば井口の方が格上かもしれないが、ロッテ在籍年数が長くもうホークスの人という印象がない。本多は小柄ながら身体能力が凄くて、アクロバティックな守備が売りだった。怪我さえなければまだ現役でやってたんだろうけどね。

 

遊撃手 ・・・今宮健太

多分ファンからの人気は川崎の方がすごかった。メジャーでもプレーしたし。ただ今宮はレギュラー定着してから優勝3回、日本一5回を経験している。短期決戦での爆発力もあり、ここは今宮に軍配が上がる。

 

三塁手 ・・・松田宣浩

説明不要。いまでは考えられないが、ルーキー時代は何でもない正面のゴロをファンブルしたり、送りバントをキャッチャーフライにして王さんに怒られたりしていた。

 

左翼手 ・・・内川聖一

ここ最近は打撃不振もあり、ファンとしては見ていてイライラするシーンもある。ただこの人抜きにソフトバンクホークスの隆盛は語れない。短期決戦に弱いというイメージに終止符を打った男。内川以外だと13年首位打者の長谷川、ダイエー末期の打線の中核を支えたバルデスもいい選手だった。

 

中堅手 ・・・柳田悠岐

ソフトバンクになってからのドラフト指名選手としては最強クラスの打者。ただ今年で32歳、そろそろ怪我のリスクが怖いのでレフトかライトへのコンバートも検討した方がいいかもしれない。あと盗塁は自重して。

 

右翼手 ・・・秋山幸二

ダイエー移籍時にはキャリアも後半に差し掛かっていて、けっこうチャンスで三振するシーンも多かった。ただプレー一つ一つの躍動感は凄かったし、主将としてBクラス常連だったホークスを日本一まで牽引した功績はファンは忘れることはないと思う。私自身が小学生の頃、野球教室に行ったら秋山選手が来てくれたのだが、キャッチボール一つ見てもボールを捕る姿、投げる姿の美しさが他の選手とは違っていた。

 

指名打者 ・・・松中信彦

結局平成30年間を通じて唯一の三冠王だった男。飛ぶボールが云々とかキャリア終盤の体たらくで過小評価されることもあるが、あのイチローゴジラ松井も天才福留も獲れなかった三冠王という看板は伊達ではない。よく性格に難アリみたいに言われるが、ファンサービスはとても良い選手だった。

 

こんな感じっす。おわり