散歩の記録3
今日は珍しく、最初からルートを決めて散歩をしました。練馬区の東側を横切るように流れる、田柄川を辿って散歩をしようと思います。と言っても田柄川は暗渠になっており、川面を見ることは出来ません。起点は練馬区の光ヶ丘公園です。
光ヶ丘公園には池があります。かつてはアカミミガメの放流が問題になっていましたが、地道な駆除活動によって姿を見なくなりました。この池、実は田柄川の水源になっているのです。
そして田柄にある川の暗渠と光ヶ丘公園の間には、写真のように地下水路となったものが存在しているのです。
秋の陽公園という公園が、田柄川跡地緑道の起点になっています。その田柄川の水で作られた園内の池にはカルガモとアカミミガメがいました。またここには小さな水路があり、子供達がザリガニ採りを楽しむことが出来ます。
公園の門の対面に、田柄川暗渠緑道のスタートを示す石碑が置かれています。
それではスタートします。この写真の道路の下が田柄川です。最初は田柄地区を東西に貫いて流れていきます。
この辺りは道幅は比較的広く生活道路になっています。中央分離帯がデカい。
田柄→北町へと進みます。この辺りから川の蛇行が激しくなっています。また生活道路ではなく遊歩道として整備され、自動車が通り抜けることは出来なくなっていますね。途中で川越街道を横切ります。川越街道〜環八周辺は練馬区と板橋区の境目辺りを通っていきます。
環八は交通量があまりにも多いので立体交差になっています。歩道橋から環八を望む一枚。大学の後輩のぱせりん君行きつけの?ドン・キホーテがこのすぐ近くにあります。
錦町を縦に抜ける暗渠の上を歩き続けると、城北中央公園が見えてきます。ここまでくると終点も近いです。
しかし、終わったのはあくまで遊歩道であり、実は田柄川暗渠はここで終わりではありません。城北公園の端に沿って暗渠は続いています。
この写真の四角い地下水路のようなものが田柄川です。光ヶ丘からここまでおよそ5キロ程度の流路、いまでは単なる下水道にしか見えませんが、昔は暴れ川でしばしば洪水を起こしたそうです。
東京には、他にも暗渠となって辛うじて存在を許容されている川は少なくありません。興味のある方は一度探してみると面白いかもしれません。子供の夏休みの自由研究のテーマにもオススメですので、将来子供を作る予定のある方は是非お試しください。