雑記63
赤い狐。胸がデカい分愛が重い。懐いたらセックスが凄そう。
青い狐。口はいっちょ前だが寝床では弱そう。尻尾を責められてアヘ顔晒しそう。
艦これ版の方がアナルが弱そう。
脳内の90%がセックスのことで占められてそう。ちなみに艦これ版は脳内の9割がセックスのことで占められている。愛宕＝セックス、最初に思いついたのは誰だ？
真面目そうな顔して腋と太ももをガッツリ見せてくるエロいやつ。油断も隙もない。
色が薄い。胸がデカい。
サンディエゴ。すぐ南はメキシコ。
ドスケベオリンピック、上が東ドイツ代表、下が西ドイツ代表。
またアナル激弱女剣士か…アズレン運営はアナル責めが好きなのか？
開幕5秒で触手に前の穴と後ろの穴を同時に攻め落とされてトロ顔ダブルピースを晒す系女子。
アカンこれじゃちんぽが死ぬゥ！
これになりたい
ブログって何なんだ（哲学）
雑記62
早稲田の某インドカレー屋が今日で閉店とのことだったので、大学のサークル仲間たちと食べに行きました。私は大学に長いこと在籍していた上に卒業後もよく早稲田を徘徊してきたので、数多くの飲食店の最後を見届けてきました。
バレーカレー、麺屋天鳳、廣島どらごん、万豚記、太陽のテーブル、ライフ、エルム、メーヤウ、ゴールデン食堂、食彩酒場…青春の思い出は人知れず上書きされていく運命にあるのかもしれません。
しみじみ書いていても仕方ないのでソシャゲの話でもしますかね。
・艦これ
今年も秋刀魚漁。これイベントのつもりなんだろうか…。キャラの追加（特に海外艦）を渋っているせいで後発のゲームに多様性で遅れを取ってきているのが心配です。まあ日本艦の艦これ、海外艦の他ゲーで住み分けるつもりかもしれませんが。
でも秋刀魚を買う狭霧は好き。ちょっと首回りが細すぎて心配になりますね。ちゃんと飯を食わせてやりたい。狭霧ちゃんは可愛さは文句なしですが全体的に細すぎるので保護してあげたくなりますね。
・デレステ
復刻のペースが遅すぎる！やる気あんのかこの猿ゥ！と言い続けていたら「2ガシャ同時復刻」という荒業を繰り出してきました。でもお金がないので今回はスルーです。文香も美波も恒常版がまあまあ気に入っているという事情もありますが。ジュエルは限定三船美優の復刻までは貯蓄していく方向で。恒常ありす？スカチケで取ればええねん。
・ミリシタ
イベントでやよい捕り損ねたのは痛かった。でもその反動でガシャは絶好調でした。ほとんど課金せず溜まっていたジュエルを一斉に放出してガシャを回してみたところ…
バンドリかな？髪を降ろすと普通にかわいいと思った（小並感）。
高校の同期の友人イチオシの宮尾美也。眉毛が太い…太くない？眉毛の太い神谷奈緒ちゃんは陰毛が濃いので、たぶんこの娘も濃いと思います。ミリオンの方の奈緒ちゃんは濃くないよ。
木 戸 衣 吹
性格はバカ天然系ですかね。妹じゃない木戸衣吹って逆に新鮮かもしれない。逆にね、逆に。
モノホンのミリマスの顔が出てしまいました。これといって大きな特徴はない説もありますが、14歳にしてこのスケベな身体ですから将来性は◎です。
宝くじで5000兆円当てて出没！ソシャゲおにいさんになりたい。KMNライダーオォン！ズ？ウッ頭が…
・アズールレーン
ツイッターでやってる人をチラホラ見かけたので始めてみました。STGと聞いて不安でしたが、対人戦じゃないので何とかなりますね。
サラトガ。艦これのサラトガはドスケベ性的お姉さんでしたがこっちは幼女ですね。ピンク髪は淫乱なのでこの娘もドスケベなのは変わりありません。
綾波。艦これの島風と天津風を足して２で割ったような容姿になってます。艦これ版の綾波も好きですが、あちらはしばふ氏が描いている都合で顔が没個性的なので評価の別れるところかもしれません。こちらの綾波も見ようによっては安ブラゲのヒロイン顔に見えなくもないですが、可愛ければいいんじゃないですかね。
睦月。ロリっつうかペドだよ…これどうやって当局の検閲くぐったんだろう…
高雄、（パンツが）バカ見えるバカ！
黒い髪、赤い瞳と艦これ版高雄と共通点が多いですね。痴女度でもいい勝負を繰り広げています。
プリンス・オブ・ウェールズ。アナルが弱そう、絶対弱い（確信）。つうか艦これがいつまでもウジウジ出し惜しみしてるから先を越されてしまいましたね。
↑悪いソシャゲ運営や悪徳大手出版社をこういう目に遭わせてやりたい。
おわり
雑記61
尿管結石について お話します。
尿管結石はね おしっこをする所に 不純物が詰まったり 引っかかったりして
とても痛い いやだねえ
今 不摂生をしている 良い子の皆は やめようね。
栄養バランスを考えた食事をして 生きようね。
それはさておき関西へ行ってきました。
鴨川のシラサギ・アオサギ。かつて京で過ごしたううう君やだしマスター氏は石を投げて鷺を捕らえ、焼き鳥にして食べていたと言います。海がない洛中で生きるものにとっては欠かせないタンパク源だそうです。嘘です。
伏見稲荷。頭ポンポン恋いろは？一女パンパン恋いろは？いなりこんこん恋いろはだろいい加減にしろ
狐耳好きケモナー達の聖地です。多分
檜舞台。朱塗りの柱が雰囲気を感じさせます。
まあ伏見稲荷と言えば無限に連なる鳥居ですね。外国人に人気らしいですよ。
ドンガラガッシャーン！ドンガラガッシャーン！ドラゴンズポンタさん！？なぜ京都に？下のフクロウは池袋でも売ってそう。
京阪8000系。同時期にデビューした私鉄の看板車輛たち（京浜急行2000形や阪急6300系、西鉄8000形など）が次々と看板列車の運用から外されていく中、リニューアルによって今なお花形車両として活躍しています。追加料金不要で乗れる2階建て車両が特徴的ですね。最近プレミアムカーというグリーン車的な車両が増結されました。なお京阪特急、新鋭3000系で運行される場合はプレミアムカーも2階建て車両もないので注意が必要です。
宇治へ。
関東でもおなじみだった103系。奈良線では今も現役の車両ですが、国土交通省から名指しで「うるさい」と指摘されており、車齢も古いので遠からず置き換えが始まるかもしれません。私が中学生くらいの頃は京葉線、武蔵野線、南武線、鶴見線、八高線、川越線、など首都圏ならどこにでもいました。常磐線・総武線にも地下鉄乗り入れ用の100番台、1200番台がいました。秩父鉄道には103系の前身ともいえる101系がいました。今は西日本の一部で細々と運用されているのみです。
平等院鳳凰堂。やはり「本物の特別」は輝きが違います。特別院本物堂。
冷やし抹茶ちゃん。グラスが極薄で、中の氷が動く度に風鈴のような音を出していました。風流ですね。
鳳凰堂の庭の池、コイだと思ってよく見たらソウギョでした。でもサイズは50センチくらい。福岡・大濠公園のは1メートルくらいあるので格が違いますねえ！
本物特別山
金の鳳凰はやはり存在感が違います。
宇治上神社の境内。和傘がとってもエモい。
やけにファンサービスの良いカワウ君。
嵐迫る宇治を駆け抜ける221系。今回の旅行の写真ではコレが1番気に入ってます。
台風接近のため京都アニメーションは臨時休業していました。従業員の身の安全を優先する企業の鑑。オリジナル作品はあんまりおもしろくないけど。でも面白い作品を作るブラック企業より面白くない作品を作るホワイト企業が評価されるべきだと思います。聞いてるか瀧？大会で賞とってもブラック部活は滅びろ！
二日目は大阪へ。園城寺怜！園城寺怜みてるかー！？フラーッシュ！（射精）あえ（絶頂）
阪急の写真を撮り損ねたので大阪市交通局66系です。
太陽の塔、テレビで見るより実物みた方がすごさがわかりますね。やはり岡本太郎は天才だと思いました。私のような素人が見ても迫力に圧倒されるくらいですから、これはもう間違いなく天才なんでしょう。
森 友 学 園
串揚げ屋。ソースの2度漬けは禁止らしいです。頼まれたって2度は漬けねえよ…。串カツは美味しかったです。
帰りの車内でスゴイカタイアイス。ところでこのアイス、価格が少し上がってません？私が子供の頃は250円だったような…
次は富山に行きてえ。おわり
雑記60
気が狂うほど（書くことが）何もねえぜ。
プロ野球はホークスが優勝へのマジックを残り6としました。正直楽天があそこまでとんでもない失速をするのは計算外でしたね。もつれたまま9月に入るのは怖いかな、と思っていましたが、今年の秋の風物詩は無事楽天に降りかかったようです。しかしまだマジック6です。とにかくあと17試合の内、最低6つはキッチリ勝つという意識で頑張ってもらいたいと思います。
高校野球は広陵の中村の台頭でドラ1候補が清宮と安田から分散した感じがありますね。清宮は何度も申し上げていますが絶対に高校からプロ入りしてほしい。今の早稲田で東大生の球を打ったって彼のキャリアの足しにはならないので。
個人的に興味を持ったのが盛岡大付属の植田外野手です。身長165センチと野球選手としては（というより成人男性の平均と比べても）小柄な部類に入る選手ですが、ガッチリした体格からの力強いスイングは出色です。高校通算62ホーマーのパワーヒッター。本人にプロ志向があるかどうかは知りませんが、木製バットへの対応さえ問題なければ和製デスパイネ路線でやっていけるかもしれません。
ただ身長160センチ台のスラッガーはあまり前例がないので、プロのスカウトがどう見るかは私には全くわかりません。とはいえ門田、おかわり君、村田など170センチ前後のスラッガーはそれなりにいるので、打球を飛ばす力と身長はあまり関係ないのではないかと私は思います。
ソシャゲの話もしときますか
・デレステ
スカウトチケットは乙倉に使いました。待てど暮らせど出なかったので。どうも私はキュートとの相性が良くないのか、ピックアップ期間中でも中々引けないことが多いです。例外は智絵里（4枚）と響子（3枚）ですかね。でも美穂だけは無料石10連の一発目で引きました。ねえ（運命）感じちゃう？今回のフェスも新規はクール2枚にパッション3枚でキュートはゼロ。無償10連キャンペーンでも引けたのはクールの周子でした。今持ってないSSRで欲しい娘がキュートに集中しているので、なんとか引き運を変えたいところですね。
・ミリシタ
豊川風花を引けず悔しいのう…悔しいのう…でも我那覇くんを引けたので収支はトントンです。イベントが死ぬほどめんどくさい。ランキング報酬5万位までとか運営の頭タナカス？頭塩川？SSR千早あくしろよ。
・ハチナイ
ドスケベ水着・浴衣ガチャにガッツリ課金した反動で今はチョロチョロとしかやってないです。野崎かわいい、金髪で巨乳で左利き、もうダブル☆役満ですね。河北もかわいい、水着姿が性的過ぎるッピ！鈴木も捨てがたい魅力があります。有原は最初の頃は可もなく不可もなくって感じかな～（ヘラヘラ）って感じでけど普通に可愛いですね。変にクセがないのがグッドです。
・魔法科
いつの間にかサークルでプレイしているのが私だけになっていたので、そんし君を勧誘して再開させました。やったぜ。基本的に高レアリティカードを出し惜しみせずバンバンくれるので評価しています。聞いてるかデ〇ステ？F〇O！お前らのことやぞ！原作はなんか作者の歪んだ思想を反映して「いやお前何言ってんの」って感じでしたが、ゲームでは毒気が抜けて普通のギャルゲーです。あ、男もいるか。シバタツも毒が抜けて普通にいいヤツです。彼は根はいい奴なんですよ（適当）
あ、ちなみに〇〇の〇〇君が〇〇と〇〇〇〇〇〇に行ったのはマジです。彼も現役組を刺激したくないので黙っていて欲しいとのことですが、あえて言わせてもらいます。手を出すなら軋轢を恐れるな、軋轢がイヤなら最初から外部の女を狙え。
おわり
雑記59
ついに夏が終わりました。とはいえ弊ブログの読者は夏休みのあまり関係ない社会人か夏休みが9月後半まである大学生なんですけどね。
艦これのイベントをクリアしました。
E-1はマップ自体はそれほど難しくなかったですが狭霧掘りにハマって苦戦しました。でも狭霧はかわいい。チンポ好きそうな顔してますよね。フェラが上手そう。
E-2はよく覚えてないけどツイッター見る限りクソマップだったみたいですね。旗風は雰囲気が鹿島に似ているので人気がで、出ますよ
E-3はいかにも「輸送艦隊を使ってください」みたいな面して実は水上打撃部隊で殴るのが正解とかいう謎マップ。わかっちまえばどうってことはないんだけどね（マップに手を入れる専門家）
E-4はとにかくクソだった。艦これ史上、あの夜戦ゴミイベント2013秋の次くらいにクソ。あれを面白いと思って作ってるなら艦これ運営はゲーム作りのセンスが足りないし、つまらないのを承知で作っているなら知能が足りない。天霧は眼鏡なので狭霧の方が好みです。でも史実だとJFケネディの乗ってた船をぶっ壊した凄い奴なんですよ。
E-5はそんなに難しくなかったですね。私松輪、いつまでも松輪（元ネタは「あみん」で検索してね）
E-6も若干手間はかかったものの、それなりにスムーズにクリア出来ました。イタリア潜水艦も無事ドロップ。潜水艦は艦これをプレイする上では人権なので、確保できて安心しました。
E-7はE-4のゴミクズクソデブタナカケンスケっぷりからどんなクソマップかと思いきや、ギミックをキチンと解除していればどうにかなるマップでした。でも道中にただ大破させるためだけの戦闘マスを置くのは別に面白くないし不快なので、そろそろやめるべきでしょう。アークロイヤルちゃんは絶対触手に負けてそう。
アイドルのソシャゲも月末になったのでガシャが更新されました。まずはミリシタ。
伊吹翼。黄色は手薄だったのでいい所を引きました。でも限定風花が欲しかったんだけどな～俺もな～
我那覇くん。もうくさそうじゃない。普通にかわいい。ピンクは4人目のSSRです。あと未来でも引ければオールSSR艦隊になるんですがね。
春香のスタランが4凸しました。赤のコスチュームもメインヒロイン感があってかわいいんですが、水色も涼しげでかわいいと思う。
次、デレステ
（川島瑞樹が）出たわね。28歳の彼女はいつの間にか私より年下になりました。高垣楓の時もそうですけど、こういうお姉さんキャラも自分より年下だと急にかわいいですね。
キ ル ミ ー 赤 崎
そういえば藍子が一向に引けません…
眼鏡。以上（いや普通にかわいいけどね）
地味にシューズやボトルカバーなどの小物が千枝ちゃんと共通してる？ユニット構成員の絆を感じますね。
も う は な さ な い
き み が す べ て さ
びーまいべいべー びーまいべいべー
やっとウサミンの相方をゲット。
今回の目玉いいですわゾ～
おわり
なんか思いついたやつ
飲み屋で大学時代の友人と酒を飲んでいた。友人の名は西東（さいとう）といい、北陸地方の出身であった。
「そういえばお前の親戚の娘さあ、彩果ちゃんだっけ？こっちの大学入ったんだよね？元気にしてる？」
「入院してるよ」
「入院…」
思いがけない単語が飛び出してきたので、私は思わずジョッキを叩きつけるようにテーブルに戻してしまった。店員の嫌そうな顔。
「急性のアルコール中毒でね、飲めないのにサークルの連中と飲みに行くからだ…というのは建て前で、実は精神に傷を負ってね…」
西東の表情が曇る。（おっ大学名物昏睡レイプの被害にでも遭ったか？）と思った私だが、流石に口には出さなかった。
「本人は化物に襲われたと言い張っててね。音信不通になって心配だったから彩果のアパートに行った時、彼女はベッドの上で顔を真っ青にして震えていた。音信不通だったのは単に携帯電話を紛失したからだったんだが…」
普通の人が西東の話を聞いても聞き流すか、あるいは彼を狂人だと思うだろう。だが私は職業柄、彼のいう『化物』が気になって仕方がなかった。私はしがない木っ端役人なのだが、その『化物』の種類によっては職権を行使する羽目になるかもしれない。尤も化物というのが単なるヤリチン大学生であれば警察の管轄だが。
「彩果は今も不安がって病院から出たがらない。私も付き添いで仕事どころじゃないのが実情だ。島やん、君の科学庁だか監督庁だかはそういうのの退治も仕事の内だろう？かわいい彩果のためにも何とかしてくれ」
「科特庁ね」
私はとりあえず訂正を入れる。科学特捜庁、略して科特庁が私の職場である。誰がどう見ても（内部の職員から見ても）胡散臭いが、一応公的機関である。業務内容は多岐に渡り、宇宙開発から魔法・超能力研究、亜人の人権保護、はては妖怪や怪獣の退治まで請け負っている。要するに「バカバカしくて霞が関が相手にしない物」を押し付けられているのだ。
翌朝。
「というわけで今回の調査対象です。まず股間に虚空を有する男、年齢は20代後半。それから触手のような物を有し這いずり回る男性器のようなもの。両者は常に行動を共にしている可能性が高いと思われます」
説明している私もバカバカしいと思っているが、聞いている方はもっとバカバカしいと思っているだろう。
「虚空と触手、ですか。何やらクトゥルフ的なものかもしれませんね」
バカバカしい説明に唯一真面目な意見を述べる男、藤久保隊員。怪異好きが高じて鬼の修行に参加し、とうとう戦鬼の免許を皆伝された20代の若者だ。
「んなわけあるかおめえ、チンコだぞチンコ。這いまわるチンコ」
そういって否定するのは豊之内隊員。年齢は私と同じ30代半ば、歴戦の戦鬼でありこの業界で知らない者はいない。しかしチンコをもう少し婉曲表現してくれないものか…
捜索隊はこの二人と私で編成された。本来はもう一人、坂上逆子（さかのうえのさかこ）隊員も加わるのだが、あいにく彼は別件で京都にいた。
「まあ適当に探してやっつけてきてちょうだい」
暢気な口調で見送ったのはこの庁舎のボス、米長署長である。
事前の内偵の甲斐もあり、標的の発見は容易であった。問題の男は今まさに大学生くらいの女の子を組み伏せ「僕の女性さんになってよ…「女性さん」にね…」などとのたまいながらズボンを脱ごうとしていた。有無を言わさず、戦鬼姿の豊之内が火球を叩き付ける。しかし女の子に被害が及ばないよう火力を絞っていたため、決定的なダメージは与えられなかったようだ。
女の子から問題の男を引きはがし、戦鬼となった豊之内と藤久保が男に飛びかかる。だが二人は何かを察知したらしく、瞬時に後ろに飛び退った。
「とんでもねえ瘴気だな…怨念にしたって酷すぎるぜ」
結局のところ、この男性器の化物は邪神や怪獣の類ではなく妖怪であった。異性と充実した青春を過ごせなかった者、女性と交際しながら本懐を遂げられなかった者らの怨念が具現化した者、とでも言えばよいだろうか。その瘴気の密度はすさまじく、接触した彩果ちゃんが精神を病んだのも当然であろう。
「この調子じゃ俺ら戦鬼が清めてもダメですね、穢れの方向が違いすぎますよ。どうします？」
藤久保に聞かれた私も対抗策を即座に思いつくのは無理である。どうしたものか…そうこうしている間にも、這いまわる性器の化物は白い、それでいてどんよりと暗いオーラの漂う汁をまき散らしている。それを浴びた鳩が、カエルが、セミ達が、ところ構わず卵をボトボトと生み落とし始める。
「お、ちんぽ野郎おるやんけ！殺したろ」
不意に不謹慎極まりない声がした。私達が振り返ると、見覚えのある男がいた。
「坂上くん、京都の用事は済んだんですか？」
「へ？京都？」
怪訝な顔をしていた坂上（と思しき男）だったが、何かを察したのか二の句を続ける。
「えーっとねえ、俺は坂上逆子なのは間違いないんだけど坂上逆子じゃない。少なくともあんたらの同僚の坂上逆子じゃない。わかるかなあ？」
これを聞いて私も理解した。平行に存在する異世界から来た、別人格の坂上。珍しいことではあるが、この業界で働いていれば有り得ない話ではない。
「じゃあ俺、あのちんぽ野郎倒すんで。お三方は周りの民間人の防護を頼みます」
そう言う異世界の坂上の周囲に謎の生物？が次々に展開する。よく見ると男性器の形をしているが、今我々が退治せんとしている物とは明らかに違う。邪悪な瘴気が感じられないし、触手で這いずりまわるのではなく手足が生えており、その場で不思議な踊りを踊っている。
「ﾁﾝﾎﾟﾁﾝﾎﾟｾｲﾔｾｲﾔﾁﾝﾎﾟﾁﾝﾎﾟｾｲﾔｾｲﾔﾁﾝﾎﾟﾁﾝﾎﾟｾｲﾔｾｲﾔﾁﾝﾎﾟﾁﾝﾎﾟｾｲﾔｾｲﾔﾁﾝﾎﾟﾁﾝﾎﾟｾｲﾔｾｲﾔ」
何だかゴキゲンな掛け声に合わせて踊る無数のちんぽ達。ほどなくして坂上を白い光が包んだかと思うと、そこにはパリっと糊のきいたスーツを身に纏った―巨大な男性器が立っていた。
「ペニスーツマンだ…」
かつて特撮業界に賛否両論の嵐を巻き起こした異端のSF作家、建屋横哉（たてやよこや）の作品に登場する架空の変身ヒーロー、ペニスーツマン。それが今、私の目の前にいた。
「行くぜ！ウルティメイト・スペルマ・フラーッシュ！あぇ…」
叫ぶと同時に、とんでもない量の謎の白い液体を噴射するペニスーツマン。股間に虚空を持つ男が、触手と陰茎の妖怪たちが、次々に洗い流されて行く。後に残ったのは、股間に通常のちんこの付いた20代後半くらいの男性（どうやら怨念に取り憑かれていたようだ）と、さっきまで妖怪としてうごめいていた海綿状の何かの残骸だけであった。
「マラッ！」
ペニスーツマンは短く叫ぶと、そのまま空の彼方へ飛んで行ってしまった。ありがとうペニスーツマン。
庁舎に戻ると坂上が京都から帰ってきていた。お土産の八つ橋を食べていると西東からメールが来た。どうやら彩果ちゃんは週明けから大学に復帰できるということである。めでたしめでたし。
おわり
